南丹市美山町観光地経営戦略

南丹市美山町観光地経営戦略

一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会(美山DMO)では地域の今後5年間の観光の方向性をまとめた「南丹市美山町観光戦略」を作成いたしました。
美山町は40年来、美山まちづくり条例の制定、北区の国の重要伝統的建造物群保存地区選定、南丹市美山エコツーリズム推進全体構想策定、DMOの設立など、数多くの先駆的な取り組みを行なってきました。本戦略は先人たちが築き上げたこれらの功績を礎とし、今後5年間の南丹市美山町における観光の取り組みについて、地域経営の方針、指標、実施手段を記すものです。観光庁が示す「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」、「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」や第2次南丹市総合振興計画及び南丹市観光振興基本計画、国連世界観光機関のベスト・ツーリズム・ビレッジの評価指標も考慮し策定されています。
 

私たちの目指す観光(基本理念)

南丹市美山町の目指す観光はいつも美山に暮らす人々と共にあり、先人から受け継いだ豊かな自然と伝統文化、そして、地域を愛する想いを住民、事業者、来訪者と共に次世代につなぐことを最優先に考えます。観光は地域が有する価値を地域の外に伝え、地域と来訪者を繋ぐ重要な手段です。
 私たちは住民、事業者、来訪者、それぞれの幸せが観光によって実現し、結果として地域経済が循環し、人が暮らし、地域が将来も維持される社会を目指します。 
観光は決して観光業のみで成り立つのではなく、農林業、漁業、交通、教育、福祉など地域を支える多様な産業と重なり合うことで成立するものと考えます。私たちは多様な分野と協働、協力し合うことで、経済のみならず社会、文化、環境の多面的な豊かさを観光を通じて紡ぎ出すことを追求します。
近年、世界では経済成長のみを追求する考え方から、幸福度、社会的厚生を重視する価値観へと転換が進んでいます。経済成長を表す指標であるGDPの向上を目指すことを辞め、GPI(Genuine Progress Indicator 真の進歩指標)やIWI(Inclusive Wealth Index包括的な豊かさの指標)、GDW(GDW Gross Domestic Well-being/ 国内総充実度)など、新しい評価軸が社会の豊かさを図る基準となりつつあります。
南丹市美山町観光地経営戦略も、経済効果や経済成長のみを追求するものではなく、住民が楽しく、幸せに暮らし、地域に対する愛着と誇りを高めることを中心に据えています。先人が守り継いできた暮らしと景観に敬意を払い、それらを次世代に確かに繋ぐため、相互扶助の精神のもと、観光を通じたまちづくりを地域一体となって実現できる体制づくりを目指します。
 

お問いあわせ

本観光戦略に関するお問い合わせ先

一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会
メール:info@kyoto-miyma.jp