【美山かたり】

vol.3

心に残る桜景色を見にいこう。美山町・桜の名スポット4選

知る人ぞ知る、桜の名スポットが多い美山町。自然豊かなのんびりとした山里に咲く桜は、都会で見る桜とはひと味ちがった風流な美しさに心が打たれます。また京都市内よりも開花が1~2週間遅く町内を西から東へと順に咲いて行くので、4月上旬ならいつ来ても美山町内のどこかでお花見ができるのがうれしいポイントです。「今年はお花見しそこねちゃった・・」という方も、人ごみに邪魔されずゆっくりと桜を楽しみたいという方も、ぜひ美山町にきてくださいね。この記事では、美山町とっておきの桜スポットを4つご紹介します。

桜の名所〈1〉大野ダム公園(大野地区)

「虹の湖」と呼ばれ、『ダム湖100選』にも選ばれている大野ダム。ダムの周囲に植えられた1000本もの桜は、約半世紀前に住民の手で1本1本植樹されたものです。周辺にはアスレチックや散策路が整備され、ベンチやテーブルもたくさんありピクニックも楽しめます。さくら祭り(下記参照)の期間は、美山の名産品を使ったお弁当や屋台も出ますので、お弁当を用意してこなくても現地で購入できるのがうれしいですね!また貸しボートやパターゴルフ場もあり、一日遊べるスポットです。

イベント情報 花火もあがる!「大野ダムさくら祭り」

日時:4月上旬

毎年恒例のさくら祭りは地元の人はもちろん、町外からもたくさんの観光客が訪れる人気イベントです。花火が上がるほか、和太鼓の演奏や大道芸、じゃんけん大会などキッズが楽しめる催しもたくさん行われますよ!毎年恒例のふるさと鍋のふるまいもお楽しみに。

2023年の開催情報はこちら

桜の名所〈2〉長谷運動公園(宮島地区)

長谷(ながたに)運動公園はのんびりとお花見を楽しみたい方にオススメのスポット。しだれ桜を中心に200本余りの桜が咲きます。遊びにくるのも地元の方が中心なので、満開時でも混み合うことなくゆっくりとした時間を過ごせる場所です。ベンチとテーブルもありますので、道の駅などでお弁当を買ってピクニックするのもおススメ!また、50,000㎡の総合グランドには、軟式野球場、陸上競技場、テニスコート4面、ゲートボール場があり、予約すれば町外の方でも利用できます。

イベント情報 記念植樹もできる!「長谷の里 花祭り」

日時:4月上旬

長谷のさくら祭りはこじんまりとしたアットホームさが魅力。屋台も出店予定です。窯焼きピザとお餅のふるまいも実施します(数量限定)。また1本2万円(税込)でしだれ桜の記念植樹もできます(数量限定)。植樹をすればこの先ずっと自分が植えた桜を見に来る楽しみができますね!

桜の名所〈3〉法明寺(鶴ケ岡地区)

一目見たい、珍しい桜があるのがこちら。法明寺の境内に植えられた八重桜は、桜守で知られた15代佐野藤右衛門氏がその見事さに感銘を受けて「法明寺桜」と命名したものです。樹齢250年を超える老木ですが、昨年16代藤右衛門氏が手入れをして見事復活。今年も美しい花を見せてくれることでしょう。この「法明寺桜」は、山桜が突然変異したもので、一輪の花弁数が多く、またひと枝に咲く花の数も多いことから、とても見応えのある桜です。満開時の華やかさは感動的ですよ!また、山あいに建った法明寺からは鶴ケ岡の里が一望でき、こちらの眺めも抜群です。

桜の名所〈4〉美山町自然文化村 「河鹿荘」(かじかそう)(知井地区)

清流・由良川をのぞむ最高のロケーションに建つ宿泊施設、「河鹿荘」。桜の季節は、由良川沿いに咲く桜が川面に映り、なんとも艶やかです。豊かな自然に抱かれたログハウス調の宿泊施設では、露天風呂つきの大浴場や地元食材たっぷりのお料理を楽しむことができます。大浴場は外湯も可能。レストランでは、この時期限定の花見弁当がいただけますので、ふらりと立ち寄ってみるのもオススメです。