諏訪神社Suwa Shrine
30年毎におこなわれる棚野の千両祭
応安二年(1369)に信州諏訪明神を勧請し、現在の地域に社殿を創立して建御名方命を祀ったといわれ、本社は狼を神使とし、猪鹿退治の守護神として崇敬されています。この神社で行われる例祭は、通常は例祭のみの祭りですが、15年に一度の中祭と、30年に一度の大祭には、「棚野の千両祭」と呼ばれる奉納芸が行われます。
《棚野の千両祭》
豊作、勇伝などの演技を祝う祭りで京都府登録無形民俗文化財に指定されています。
諏訪神社の例祭のうち、十五年に一度の中祭と三十年に一度の大祭が「棚野の千両祭」と呼ばれ、華やかな奉納芸が行われます。
五つの大字ごとに異なる民俗芸能が奉納され華麗さや多額の費用をかけることから千両祭と呼ばれています。
大字高野は神楽、大字鶴ケ岡は神楽と俵振り、大字豊郷は獅子舞と姫振り踊り、大字盛郷と大字福居は棒振り太刀・長刀振りを奉納します。
起源は明らかではありませんが姫振り踊りについては歌詞や唱方、手振りが室町時代に民間に流行したといわれる風流踊の遺風を伝承するものではないかと、研究者に関心を持たれています。
全ての奉納芸の伝承は口伝が原則と言われています。
開催日時:2025年10月5日(日) 9:00開祭
お問い合わせ:090-3273-7852(諏訪神社大祭実行委員会)
情報については随時追加していきます。