【イベント】

芦生・内杉谷川をデザインする ~水辺の生き物たちのハビタット作り~

芦生山の家では、アマゴの釣り場として長年管理させていただいている内杉谷川をメイン・フィールドに人 魚 虫 鳥など、芦生の水辺に住む、または利用する生き物(Life)たちの生息地(habitat)の保全活動に取り組みます。

生きものたちの生息地を保全するための、水辺環境をデザインし、参加者の皆さんと共に小さな水辺の自然再生を行います。
専門家の意見を仰ぎながら、芦生内杉谷川が豊かな水辺環境になることを目指し、その実践を通して、豊かな水辺とは?を考えます。

今回は、その第一歩としてネコヤナギの苗作りを計画しました!

度重なる増水や鹿の食害などが原因でほぼ消失してしまった、岸辺植物ネコヤナギ。
ネコヤナギは水中と陸地に根を伸ばし護岸の役割を果たすだけでなく、水中に伸びた根は稚魚の生育場所や、天敵から身を隠す避難場所となります。
また葉が茂ると、昆虫が飛来、それを餌に野鳥たちが餌場として利用します。

そんな多くの役割を果たす、ネコヤナギの苗木を作り、翌年春に植樹するのが今回の目的です。

初日はパックラフト乗り込み、ネコヤナギの挿木をみんなで取ります!
そして、翌日は100本を目標に竹ポット苗作りです。
竹ポット作りは本当に大変です、人手があればスムーズに作ることができますのでみなさんの力をお貸しください。

19日のみ日帰りでの参加も受け付けております。

京都府民の方は今なら、ご宿泊料金が、京都魅力再発見旅事業ご利用にて5000円割引!
さらに2000円のクーポンまでついてくるから、とてもお得です!
この機会にぜひお越しください!
 

イベント情報

開催日 令和3年12月18日(土)−19日(日)
※19日のみの日帰り参加あり
イベント名 芦生・内杉谷川をデザインする
~水辺の生き物たちのハビタット作り~ネコヤナギ苗作り編
活動内容 川岸に生えるネコヤナギの挿木を採取します。
深い場所はパックラフトに乗っての作業になります。
19日は竹のポットに穴を開ける、土を集める、挿木を入れるなどの苗作り作業
開催場所 京都府南丹市美山町 芦生山の家
参加対象者 健康な18歳~70歳までの男女
(小学生以上から参加可能ですが親の同伴が必要です)
参加費 1泊2日参加→11,000円(1泊2日3食・保険代・活動費全て込み)(京都府民の方は5,000円割引)
京都魅力再発見旅事業対象事業
旅行代金11,000円ー割引額5,000円=お支払い実額6,000円

19日のみ日帰り参加→1,500円(保険代・昼食・その他)
定員 20名程度
最低遂行人数 なし
集合 両日ともにAM 10:00 芦生山の家
解散 12月19日(日)PM14:00頃
服装 濡れたり汚れてもよい、動きやすい服、軍手
18日から参加される方でウェダーをお持ちの方はご持参ください。
持ち物 タオル、洗面用具、初日のお弁当、水筒
申込締切 12/13または定員になり次第締め切ります。
お問い合わせ 芦生山の家
TEL:0771-77-0290

スケジュールお申し込み方法などはWEBページをご確認ください。
 

この活動の概要

Design the  River to create a habitat for all life
芦生・内杉谷川をデザインする~水辺の生き物たちのハビタット作り~
 
人、魚、虫、鳥など、芦生の水辺に住む
または利用する(Life)たちの生息地(habitat)の保全するための水辺環境をデザインし
参加者の皆さんと共に小さな水辺の自然再生を行います。
専門家の意見を仰ぎながら、芦生内杉谷川が豊かな水辺環境になることを目指し、その実践を通して、豊かな水辺とは?を考える活動を行います。

1水辺の生き物の命の源となる、森の栄養「落ち葉」を川に留める為に川の流れをデザインします。
※流れは護岸に影響を与えない程度の変化で、人工物は使用せず、人力のみで行います。

2稚魚の生育場所や増水時に逃げ場となる他、野鳥や魚の餌場となる岸辺植物(ネコヤナギ)を植樹します。
同地域内に残るネコヤナギの挿木から育苗し、ポットの材料は100%竹です。

3川に親しみ、川への理解を深める体験ツアーを通じて、川の安全教育や自然への興味・保全へのの関心を高めることを目指します。

※ネコヤナギを植えることによる水生生物への影響に関しては下記リンクをご参照ください。
ネコヤナギエコ工法サイト
NPO法人芦生自然学校千年の川プロジェクト